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3.技術ノート
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1996-12-08
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6KB
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151 lines
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名刺管理・住所録データベース
Chronicle AddressBook
96.12.8
T. Tsuka
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付属ドキュメント“技術ノート”
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目次
1. フォント
1.1 AddressBookに使用されているフォント
2. プリンタ
2.1 対応プリンタ
2.2 プリンタドライバについて
2.2.1 用紙設定情報
2.2.2 標準プリンタドライバ
2.3 用紙設定(スクリプト実行)のタイミング
2.4 印刷スクリプト再設定方法
2.4.1 手順
2.4.2 リスト印刷用スクリプト
-------------------------------------------------------
1. フォント
フォントは、以下のものを用いています。Macintoshのシステムに付属しているフォントのみ使用しておりますが、お使いのマシンにインストールされているかどうかお確かめください。
1.1 AddressBookに使用されているフォント
●画面表示用および印刷用
・細明朝(PostScript)
・中ゴシック(PostScript)
・Times(TrueType)
・Palatino(TrueType)
●印刷用
・リュウミンライト−KL(TrueType)
・Osaka(TrueType)
・Times(TrueType)
・Palatino(TrueType)
-------------------------------------------------------
2. プリンタ
2.1 対応プリンタ
プリンタはA4サイズまでの印刷が可能なものに対応しています。印刷フォントとしてPostScriptおよびTrueTypeの2種類を用意しているので、どのようなプリンタでも高品質な出力が得られます。
ATMをお持ちであれば、プリンタがPostScript非対応でもPostScriptフォントによる印刷を選択して下さい。高品質な出力が得られます。
2.2 プリンタドライバについて
2.2.1 用紙設定情報
ファイルメーカーProでは、印刷の各種設定をスクリプトの「用紙設定情報」として記憶していますが、これらの印刷用スクリプトは、プリンタドライバ特有の設定情報も含んでいます。
従って、スクリプトに記憶されたプリンタドライバ以外のドライバを使用した場合、ある種の設定情報が失われたり、リセットされたりすることがあります。ここでいう設定情報とは、用紙サイズ、縮小率、縦置き/横置きなどのプリンタドライバ情報に加えて、ファイルメーカー特有の、現在のレコード/ブラウズ中のレコードのどちらを印刷するかといった情報も含まれています。
これらの情報のうち最も失われやすいのは縮小率です。これは、プリンタによって縮小機能が異なっていることが多いためです。一方、用紙サイズ、縦置き/横置きの情報は殆どの場合そのまま通用します。ただし、用紙サイズについては、サイズ自体が記憶されているのではなく、メニューの中の位置が記憶されているようです。国内で発売されているプリンタ用のドライバでは、プリンタダイアログの中で一番左がA4になっているので、設定がA4であればOKですが、例えばB4やA3はプリンタドライバによって違う位置にあるため、設定が間違えて伝わります。
このような、プリンタドライバによるトラブルを防ぐために、AddressBookでは、次のような対策を施しています。
(1) 印刷サイズA4、縮小/拡大率を100%のみを使用する。
(2) もしもの場合のスクリプト再設定を簡単にする。
(3) 印刷時の臨時用紙設定変更を可能にする。
2.2.2 標準プリンタドライバ
スクリプト設定時のプリンタドライバは以下のとおりです。
Microline PS (OKI)
このプリンタドライバは、印刷範囲等、純正のLaserWriter(7)とほぼ同じです。
以下の9つのプリンタドライバについて、標準設定のスクリプトのままで印刷できるかどうかをテストしています。
・LaserWriter7、8
・CM-ICS(XEROX A-color用)
・RICOH SP-10PSmkII
・StyleWriter
・ImageWriter
・Personal LW LS
・DW310(HP DeskWriter 310用)
・FaxPrint(FaxStf付属FAX送付用ドライバ)
・PS Printer(EPSON)
テストした範囲では、これらのプリンタドライバでは印刷に支障はありません。ドライバによっては、水平方向の印刷範囲が広いため、出力が左に寄った印象を受けます。気になるようでしたら、レイアウトを少し右にずらせて頂ければ解消します。また、FaxPrint英語版ではレターサイズに設定されるため鉛直方向の印刷範囲が狭くなりますが、きちんと収まるようにレイアウトを調整してあります。
印刷範囲が収まらないなどのトラブルがあった場合は、ご連絡下さい。
2.3 用紙設定(スクリプト実行)のタイミング
用紙設定スクリプトは、次のタイミングで実行されます。
・AddressBook
・起動時...........A4縦、縮小/拡大率100%、対象レコード印刷
その他のレイアウト間での切り替え時には用紙設定は変更されません。
これは、ファイルメーカーPro2.1の「用紙設定スクリプトが遅い」という欠点に対処するために、極力不要な用紙再設定を避けたためです。
2.4 印刷スクリプト再設定方法
2.4.1 手順
印刷スクリプトの再設定の手順は以下のとおりです。
(1) 用紙設定スクリプト作成
(2) 起動時に実行されるスクリプトの変更
つまり、まず使用するプリンタとプリンタドライバ専用の用紙設定スクリプトを作ります。次に、起動時に実行されるスクリプトを変更します。
★★★ 以下の操作は、通常は必要ありません。標準設定で印刷を行ったときに、どうしてもトラブルを解決できないときに行って下さい。 ★★★
2.4.2 リスト印刷用スクリプト
(1) 用紙設定スクリプト作成
1. AddressBookを起動して、一覧表レイアウトに切り替える
2. 「選択」ボタンを押して、どれか1つのレコードが選択された状態にする
(この操作は、テスト印刷の量を最小限にするためです)
3. 一覧表で、印刷ボタンを押して「印刷メニュー」に切り替え、さらにいずれかの印刷ボタンを押す
4. セレクタで使用するプリンタを選ぶ
5. メニューバーから「用紙設定...」を選ぶ
6. A4縦−100%に設定する
7. メニューバーから「印刷...」を選ぶ
8. 印刷対象の「対象レコード」をチェックする
9. 印刷する
10. メニューバーの「自動」から「スクリプト定義...」を選ぶ
11. スクリプト名を適当に設定して「新規」をクリックする
(例えば“PaperSet_A4Vlist_xxx”とする ←xxxはプリンタ名)
12. ディフォルトのスクリプトを全部消し、用紙設定だけを入れる。その際、
用紙設定は、「設定内容を記憶する」と「ダイアログなしで実行」が
チェックされていることを確認
13. 「OK」ボタンを押す
(2) 起動時に実行されるスクリプトの変更
1. メニューバーの「ファイル」から「プレファレンス...」を選ぶ
2. 「ファイル」をチェックする
3. 右に指定されているスクリプトの代わりに(1)で作成したスクリプト
“PaperSet_A4Vsingle_xxx”を指定する
4. 「終了」ボタンを押す